システム開発をはじめ、サーバーやネットワークの構築、インフラ整備などエンジニアの仕事は多岐にわたる。IT業界には欠かせない職種であり、国内は人材不足の背景もあり需要が急増しているエンジニアだが、作業の多さから効率よく仕事ができなければモチベーションも低下して心身ともに疲弊してしまう。エンジニアは、作業をいかに効率化して進められるかが重要となってくるのだ。そのために、まずは作業場の整理整頓をすることをおすすめする。

理由はいくつかあるが、まずは作業場を整理整頓することによって時間の浪費を防止できることにある。エンジニアは職業柄、デスク周りにはシステムやテストに関する設計書が溢れていたり、プログラミング時に考え事をする時のメモなども乱雑に置かれているケースが多い。

そうした環境で仕事をしていると、必要な時に必要なものを探すのに時間がかかってしまい、無駄に時間を浪費してしまう。どこに何を置いているのか、整理整頓で明確にしておくことで必要なものをすぐに見つけられるようになり、結果的に作業に充てられる時間も増えて仕事効率化につながる。

そして、作業場がすっきりしていると余計なものが目に入らないため、目の前の作業に集中できるようになるのも大きなメリットだ。プログラミングなどは集中力を要する作業であるため、集中できる環境を作ることで作業効率化を図れるだろう。また、作業場の見た目がきれいなことは自身のストレス軽減につながる。作業場は意識的に整理整頓を心がけよう。